極道恋人Ⅱ【完】

弐 /友情の証明


━━━…


そして十数分の沈黙。


いやいやいや…長すぎ。

茜とここまで長い沈黙って初めてじゃないか?

茜は一体何を考えてんのかな?



…はっ!

まさかこれが噂に聞く放置プレイってやつか!?

そうか!そうなのか!?







「お待たせ致しました!」

「…っ!」



び…びっくりした。

人が妄想に浸ってるのにいきなり声かけてくんなよ!


私は声をかけてきた店員におもいっきり驚いてからだをビクつかせてしまった。


だけどそんな私なんて構わずに店員はササッと目の前に商品を置いた。



ドンッ














どん?

おかしいでしょ、なんでカフェなのにそんな重たい料理が出…






「へ?」






「お待たせ致しました!期間限定!食欲の秋!スペシャルドリンクでございます!」














「…。」















ピッチャピッチャー♪

ピッチャピッチャピッチャー♪














「何これっ!!」


私は叫んだ。


そして茜のほうに目をやると茜様は腕を組んでフフン、とでもいうように私を見下すような視線を向けた。

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