空が、消えた日。

作者水樹 桜花

「ソラが、消えた。」
そう言ってアメは、私の首にかかるネックレスを指先でなぜる。
私達、ずっと一緒って言ったよね?








心の中から空が、消えた日。

代わりに静かな雨が降っていた。





あの星の向こうは、どうなっているの?

教えてくれる彼を、私は今も探してる。