花火 【完】

理玖の恋 /春樹side

「ツーッツーッツーッ」


理玖に別れを告げられ



電話を切られた俺は




あまりにも突然のその言葉に





何も言う事が出来なかった






いつからだ





いつから俺達は





こんな方向に進んでいたんだ






こんなはずじゃなかった




こんな未来を望んで俺は




2年も必死でやってきたんじゃない










....いや、違うのか





最初から間違ってたんだ






理玖を抱いたあの日から






俺はずっと





間違えていたのか






だがそんなことは分かってた






あの日理玖を抱く事が間違ってるなんて






分かってて抱いたんだ





それでもあいつが手に入るなら





それでも構わなかったんだ





あの日の理玖の言葉を





俺が叶えてやれば





許されると






そう




思って





ずっと






進んできたんだ









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