砂時計 【完】+SS修正中

新婚生活

「朱菜、....朱菜、」


「っ....仁志さん?」


目を開けると仁志さんが心配そうに私を覗き込んでいた


「目が覚めたら朱菜が泣いてるから....怖い夢でも見たのか?」


むくりと起き上がり顔に触れると、確かに涙が流れた跡があった


「....怖かったのかな....でも嬉しかった気がします...」

何かに怖がっていた気もするんだけど、でも最後は安心感とか幸福感みたいな、心がとても満たされた気がする




「ふっ、そっか」


ふわっと微笑む仁志さんに、私も微笑んだ


「おはようございます、仁志さん」

「おはよう朱菜」


ゆっくりと近づく仁志さんに目を瞑り重なる唇を受け入れる


夫婦としての新たなスキンシップ


軽く触れる程度の挨拶のキス



.......のはずだったのに


「んっ....んんっ...」


トサッと再びベッドに逆戻り



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