砂時計 【完】+SS修正中

思いの方向

「朱菜.....反則だろう....」

上下に激しく揺れる仁志さんの胸元

額に手を当てて目を瞑る仁志さんにクスリと笑った


「ズルなんてしてませんよ?お願いしただけです」

仁志さんの体の上で彼を眺めているのは楽しい


「.....良かった...初めてが仁志さんで」

「ん?、」

「適当な人と適当にって考えてたからそうな「は?」」

「.....どう言う意味?」

「あ、....私、浮気するつもりでいたんです」


サクッと言えば


ガバッっと私ごと起き上がった仁志さんの顔は驚愕な顔をして私を見下ろしていた


「.....朱菜、何浮気って」

「離婚の理由を作る必要があったので....浮気...を」


仁志さんと美咲さんが再会し、2人が2時間をこの家で過ごしたらその時私は浮気を試みる予定だった



嘘ではダメだった

私の心をすっぱりと諦めさせる為には

そこまでする必要があると本気で考えていた




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