砂時計 【完】+SS修正中

互いの後悔



仁志side


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今日からミントカラーのスカーフを巻いて今日も笑顔で受付の仕事をする朱菜


背筋良く立ち、笑顔で対応している姿に俺の頬は自然と綻んでしまう


面倒な婆さん相手だって俺も笑顔で対応出来そうだ


綺麗なお辞儀をし、対応を終えた朱菜と目が合った


その瞬間


うん、その笑顔は俺に、だからね?


お前らにじゃないよ?


俺に、向けられた笑顔だかな?


見るな?さっさと歩け?

チラ見すんな?ほら人とぶつかってやがる





そうなるとまっすぐ素通りなんて出来ない

牽制すべく朱菜の元に方向転換


「お疲れ様」

「お疲れ様です、仁っ...真柴さん」

チラッと見せる舌、恥ずかしそうな顔



ああ....キスがしたい


今すぐ舌を絡めてしまいたい


スカーフを解き手首に「真柴さん?」



はっと妄想から戻れば朱菜は不思議そうにしていて

隣で小林さんはニコニコ周りに笑顔を振りまきながら耳をダンボにしている


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