メシア―第2章―【完】

作者

私を救ってくれた人は、狼のような救世主《メシア》。その瞳に映るのは、本当の私の心だった――…。




狼は


我が救世主なり。






「“あぁ、捨てられたんだな”って、

わかったの」



あの日の

孤独、不安、絶望感。



「――…愛音、生まれてきてくれて、

ありがとう」



その言葉に

私の目から涙が溢れた。





8月9日【完結】




作品に関する中傷はお止め下さい。