寵愛の姫 Ⅰ【完】

新生活 /動揺 ―暁side―






「…っ、ごめんなさい…。」


「莉茉っ?」




ぼろぼろと涙を流しながら謝る莉茉に慌て駆け寄る。




「莉茉、どうした?」




華奢な身体を抱き寄せて抱き締めれば、縋り付くように俺の胸元の服を掴む莉茉。





「……い…で…。」


「うん?」




小さな莉茉の呟きに、顔を近付ける。



……何て言ってんだ?



0
  • しおりをはさむ
  • 395
  • 4281
/ 382ページ
このページを編集する