寵愛の姫 Ⅰ【完】

新生活② /入浴






「……はい?」




呆然とする私の身体が軽々と暁に抱き上げられる。




風呂?


…お風呂?


一緒にお風呂!?





「っ、ま、待って!」


「あ?却下。」


「暁っ!!」




抵抗とばかりに足をばたつかせるが、暁の歩みは止まらなかった。




「莉茉。」


「何!?」





実は嘘だとか…?




…………もしかしたら、質の悪い悪戯とかなの?




そんな私の期待はあっさりと、暁によって裏切られる事になる。


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