寵愛の姫 Ⅱ【完】

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「…帰っちゃったね…。」




お父さん達が出て行ったドアに、寂寥感が募る。




「直ぐに会えるんだから、莉茉が寂しがる事はねぇよ。」


「…でも…。」




分かっていても、もの悲しい。





「…それに…。」


「……?」


「あっちの方が我慢が出来ねぇと思うぞ?」




どこか不機嫌な暁。


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