寵愛の姫 Ⅱ【完】
前へ /明星―暁side―
「…んぁ、…やぁ…。」
何度も絶頂に上り詰めた莉茉の背中が反り返る。
部屋の中に響くのは、荒い息遣いと艶やかな水音。
「……暁、許して…。」
泣きながらに懇願する莉茉の涙を舌で舐め取った。
「…まだだ…。」
足りない。
……もっと……
……この餓えを満たしたい。
どこまでも貪欲に…。
……際限なく。
あらすじ
絶望と悲しみ。
その先の真実の愛。
惹かれていた人との離別の後に待っていたのは、運命の相手との出会いだった。寵愛の姫。第2章。
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この作品のレビュー
総合ランキング50位獲得!(2015年01月)
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