寵愛の姫 Ⅱ【完】







2人の間に、強い繋がりを垣間見る。





「………っ、では、こちらにどうぞ。」





歪みそうになる顔を引き締めた俺は、暁さんと莉茉を幹部部屋へと促した。





そこの方が静かだし、話しやすいだろう。




「……暁、ここは?」




きょろきょろと、部屋の中を見渡す莉茉が暁さんの裾を引いた。




「ここは幹部部屋だ。」


「幹部部屋?」





不思議そうな表情の莉茉が暁さんを見上げる。

0
  • しおりをはさむ
  • 323
  • 4282
/ 440ページ
このページを編集する