ただ、どうしようもないほど君がすき【完】

ただ、どうしようもないほど君がすき /8








翌朝――



ガバッと勢いよくベッドから起き上がった。



『……』



いつもの朝だった。

朝ごはんを食べて、顔を洗って…。

歯磨きをして。


ポーっとする頭の中で、お母さんの私を呼ぶ声も頭に入ってこなくて。


“美也子大丈夫~?”

なんて心配するお母さんの声も聞こえてない。

行ってきますと言ったように気もするし、
言ってないよな気もする。


玄関のドアを開けて、外に出ると。

いつもの景色がそこに広がってる。




0
  • しおりをはさむ
  • 170
  • 5786
/ 269ページ
このページを編集する