星降る夜の恋 【完】

第6章 /情愛

お姫様抱っこで連れてこられたのは信のベッドルーム


リビングのまだ奥にある部屋で私が一度も足を踏み入れたことがない聖域



少し緊張する

ううん、かなり緊張していた

人生初のお姫様抱っこを堪能する余裕なんて微塵もなかった


大好きな人とこうなることを望んでいたのにいざこういう雰囲気になるとちょっと怖じ気づいてしまう



ーーー信はガラス細工を扱うかのように優しく私をベッドに置いた


私を優しく扱うこの手がすごく愛おしかった

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