星降る夜の恋 【完】

第7章 /母心

ーーカチャっ

開かれたドアを凝視する


入ってきた人物に驚いて声も出ない


ーーーーあ、信がいる

正確にいうと、信にそっくりな顔が優しく笑っている


『初めまして、心ちゃん。噂は聞いてるよ。』

その人は優しく私に語りかけた

ヤクザだとは思えない程、物腰が柔らかい人だ

存在感たっぷりのオーラはそのままに、でも、人に恐怖を与える要素なんて一つもない


信がそのまま歳をとったような人で不覚にも少しトキメいてしまった

信には悪いと思いつつも目が離せない

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