星降る夜の恋 【完】

そこにいたのは信ではなく、ひどく冷たい目をした男性


お兄様だ・・・


すぐに分かる


信をもっともっと怖くしたらああいう感じになると思う



「あ~、優、来たんだ!久しぶり。」


『ああ。桜も元気そうだな。』


「この子が信の大好きな心ちゃんだよ!」


『ああ。可愛いな。』

頭をがしがしなでられる


初対面の人に身体を触られたのは初めてだった


「はい、はい。それ以上、触らない。信に怒られるよ。」


『はは。そうだな。心、宜しくな。』


急に呼び捨てで名前を呼ばれたもんだから身体が強ばってしまった



「・・・・・・はい、宜しくお願いします。」

やっと出たよ、私の言葉

金縛りかと思った

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