何か作りましょうか?

もはや偶然じゃない

「おはよう、真琴。ごめんね、私2日連続で酔っ払いだったね」



大きなあくびをしながら、リビングに入ってきた英恵。



「今日は大丈夫?」

「うん、なんとか」



舌をペロッと出しながら肩をすぼめている辺り、

一応反省はしているのかな。



「残り物が沢山あるけど、食べられないよね? 

少し持って帰ってくれる?」



何ていいながら、テーブルに朝食を並べる。

前日のお酒が残ってるだろうから、

あっさりしたものだけにした。



「真琴、室谷さん大丈夫だった?」



「あぁ……英恵のこと布団まで運んでくれたよ。

一応お礼は言ったけど……」



「あちゃ~やっぱり? 私からもメール入れておくわ。

って言うか、イギリス行く前に聞いたアドレスなんだけど、

届くかなあ……」



英恵でもその程度なんだ。



「まあ、今度見かけた時に

英恵が宜しく言ってましたって伝えておいてよ」



さらっと言われたから、「うん」と答えておく。

だって、「今晩来るから伝えておくね」なんて言えないよ。

って言うか、本当に来るのかな?

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