Secret Love〜意地悪な佐野くんの本当の気持ち〜

第7章 佐野くんと幼馴染





佐野くんと話さなくなって、あっという間に2週間が経とうとしている。





もう傷付くのが嫌で、あれ以来私は話しかけるのを諦めた。




当然佐野くんから話しかけてくるなんてことは、あるはずもなくて………



いっそこのまま佐野くんのことを忘れてしまえばいい、なんて思ったりもした。




でもそう簡単にいくはずもなく、未だに考えてしまうのは佐野くんのことばかりで、ずっと心にモヤモヤを抱えた状態が続いている。





嫌でも見えてしまう綺麗な横顔。


せめて席が隣じゃなければ………





でもそうなると本当に一生話せない、なんてことに………



「あぁ、もう嫌だっ」


「なに、また佐野のこと?」


「うん………菜月、佐野くんを私の頭の中から消して………」


「バカなこと言ってないで早くご飯食べな、昼休み終わるよ」


「………うん」




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