魔法ノ花Ⅰ【完】

★1年Aクラスの1学期 /ギャグってますよ











「え?」



いきなり感動詞でごめんなさい。ホント申し訳ねっす。


だけど、それ相応の事実が発覚しやした。



「知らなかったんですか?レインを知らないでこの学校に入学する人なんていたんですね」


あたしの隣には、軽く侮辱するユーリ。







――――あれから一日。つまり次の日。ちゃんと今日は登校できた。



別にあいつ等が余計なことしなけりゃ昨日だって登校してたはずだったんだけどね。真面目にね。




「レインって有名人だったんだ」


「そうですよ。このセレステラの最上層に君臨する方たちですから」


「君臨って大げさじゃない?」


「そんなことないですよ。本当に強いらしいです。わたくしたちではとても敵いませんよ」


「へー」


「本当に知らなかったんですね」



ふふ、と笑うユーリ。


その言葉があたしを軽く傷つけてることに、彼女はまったく気付いていない。


まあそこは天然。心の広いセーラちゃんは許してあげるよ。




心が広いからね!




「セーラちゃんはレインに興味がおありなのですか?」


「え?」



……うーん、まあ。


あるっちゃある。ないっちゃない。



そこはアレだ。察してくれ。





「とりあえずもういいや。すごいって話はお腹いっぱいだし」


「レインは取り巻きもたくさんいるんですよ」


「だからもういいって」




でも、ふーんそうなのか。



あんなやつらにも取り巻きがいっぱいいるのか。



あたしはどんなことがあってもトリマキにはならないけどね!あたし鳥じゃないしね!Birdじゃないしね!


たとえ納豆を一億パックもらってもなりたくない。




ああ、我ながらなんて適切な表現なんだろう。



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