魔法ノ花Ⅰ【完】

★1年Aクラスの1学期 /夜の公園







―――――そして、夜。





あたしは、マンションに対してセレステラの反対側にある、小さな公園に来ていた。




電灯が夜の公園を照らしている。




今日の月はまだ昇ってないから、辺りを照らすのはその電灯ひとつだけ。





これが大通りの方に行くともっと活気があって明るいんだろうけど。




でも逆にこの公園は、静かさが煩わしく、鬱陶しく感じるほど。




それくらい物音ひとつなく、静か。








「……今日で、終わりだね」




静かすぎる空間に、気まぐれに音を与えてみた。



意味もなく。



0
  • しおりをはさむ
  • 1574
  • 4326
/ 434ページ
このページを編集する