魔法ノ花Ⅰ【完】

★1年Aクラスの1学期 /通してください





「もー、ひどくない?ひどいと思わなかったかい美咲さん」



らっくんから電話がかかってきた次の日の、土の日。



なんと(なんと?)あたしは学校の近くの通りにあるカフェで愚痴っていた。


もちろんあの男共について。



まあ今日はあれさ。そう!あれなのさ!いわば女子会というやつなのさ!嬉しすぎて字が無意味に大きくなる!



だってあれだよ!?ガールの会だよ?ガール!あたしがこんな神聖な会合に参加できる日がやってくるとは思わなかった!


「人生でやっておきたい一億のことがひとつ達成できたよ」


「多いわね」


美咲さんがカフェオレを飲みながら笑った。


「そんなことないよ。人生の希望は星の数くらい多く持てって誰か言ってたでしょ」


「……聞いたことないかも」



ははは、そりゃそうだ。今あたしが作ったからね。




決してサバク・オバマはそんなこと言わなかったよ。



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