魔法ノ花Ⅴ【完】

★3年Aクラスの2学期 /虫時雨と夕月








「お疲れ様ー!乾杯!!」



みんなで乾杯して一気に中の飲み物を飲み干す。




「プハー!!もう一杯!!」


「おまえはどこぞの酔っ払いジジイなんか?」


「あんた女子に対してなんて失礼なことを!だいたいこれお酒じゃないし!ただの四ツ矢サイダーだし!!」


「ほーお。どこに女子がおったん?」



と、当たりを白々しく見回す湊。


いるだろうが目の前に!!




「あ、おった」




うんうん、そりゃあたしというレディーが……




「美咲と千早」


「うおおおおおおい!!!いや読めてた!!今のは読めてた!!読めてたからあたしの勝ちだ!!」


「あれ、何でだろう……体育祭お疲れ会なのになんか疲れる」


「ほれみ、みかるがげんなりしとるで。おまえのせいや」


「どうしてこれがあたしのせいなんだよ。おまえのせいだろ。百歩譲ってもやっぱりおまえのせいだろ」


「人のせいはよくないで」


「いやもうどうせふたりのせいだよ……」




みかりんが盛大にため息をついた。


コノヤロー湊のせいで。みかりんがめちゃくちゃ疲労してるじゃないか!




「ほら、ふたりともじゃれあいはその辺にして」




と、美咲さん。



どこがじゃれ合ってるように見えるんですか。



0
  • しおりをはさむ
  • 1243
  • 4376
/ 617ページ
このページを編集する