素直なカラダで堕ちる恋【完】

修羅場!?@自宅前


―――――……




『カラダの相性が悪いって言う男のほとんどは、自分のテクニック不足だ』


なんて言うくせに


『少なくとも俺にとってお前の体は今まで抱いた女の中で一番ヨカッた』


って矛盾してるよなぁ……



買ったばかりのブラを身につけながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。


社長の言い分を信じるならば、結局カラダの相性があるのかないのかは……よく分からない。


そもそも健くんだってつまらないとは言いつつもスればちゃんと最後まで達していたわけだから、感じないってことは無かったんだろうなんて思い出したくも無いことを冷静に考えられるのは、目の前に迫る事態のほうが私にとって重要だからだろう。


先週のお泊りからキッカリ一週間。


まあいつも通りと言えばいつも通り。


社長は普段となんら変わらないデートの誘いをしてくれた。


けれどそれには当然


『次の誘いをお前が受けたら、その時は絶対逃がさない』


あの約束が含まれることを理解していて。


理解した上で「わかりました」と返事をした私は翌日キッチリ定時退社してデパートの下着売り場に駆け込んだ。


そして今日。


決戦の土曜日。

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