私立東田高校物語④ 【全完結】 番外編③アップしました。

ヒカ東京に引越す /晴と華ちゃんの決断

***


「おう!待たせて悪ぃな」



案内された個室に入り、先に店に来ていた潤に

右手を上げる。



向いに座りネクタイを緩める。



いつの間にか仕事終わりに飲みに来ると

まずネクタイを緩める事が癖になっている。




「晴は忙しそうだね。元気だった?」




高校の頃から変わらねぇ穏やかな笑顔を浮かべて

メニュー表を俺にくれる。




それを取る事もなく




「とりあえず、生で」




と告げると、潤は店員を呼ぶボタンを押した。






「久々っ!」






運ばれてきたビールジョッキを二人で合わせる。





ガチンと良い音が鳴り響き、喉を潤すと

仕事終わりで美味いのなんのって。

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