お別れを前提にお付き合いしてください。【完結】

水曜日*好きになってもいいですか?



「うーん……、んん……?」


何だか体が熱い。

寝返りを打ちたいのに、身動きが取れない。


寝返り……。
そうか、私今、寝てるんだ……。

お布団、気持ちいい……。


ずっと眠っていたい反面、すうっとまぶたが自然と持ち上がった。


ぼんやりかすむ視界に映り込んだのは、人の顔。


……顔?


瞬きを二回。

視界がクリアになって、はっきりと飛び込んできたのは、男の人の綺麗な寝顔。


「ひゃ……、ひゃあああ!?」


浅羽くんが私の体に腕を回して、眠っていた。

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