Bed*In〜身体から始まる恋〜【完結】

私の髪をくるっと巻き付ける長い指先。

私の肌を這う薄めの唇と私を翻弄する妖艶な舌。


「…んっ、」


不意に漏れる声が無機質なマンションの一室に響き渡り、やけに込み上げてくる羞恥心。

シーツを握り締めようとすると、先程まで私の身体を謎っていたはずの指先に私の指先が絡め取られる。


絡み合う指先と混ざり合う吐息。

それにプラスされる重なり合う体温に、毎回私は勘違いしそうになってしまう。

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