純白の方程式【完】

親友 /サエside





自分で言うのもなんだけど、私、三枝紫織(サエグサ シオリ)はなかなかの優等生だ。



成績は常に上位、品行方正、先生からの信頼も厚い。



職員会議のため養護教諭の江間先生が保健委員の私を一人残しても、「三枝さんなら安心できる」と一任されている。





だから、



今日も誰もいなくなった保健室で、私は密かに、彼を待つ。



薬品のにおいが香るこの部屋が、私と彼の密会場所だ。



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