あなただけを愛したい【完】

Chapter7 /同窓会

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「ぜってぇに飲むなよ?」


「飲まないよ」


「合コンの時、飲んだじゃねぇか」


「あれは、騙されたんだもん」


「だから!今回も騙されるんじゃねぇぞ?」


「……」



同窓会へ行くために、航に送ってもらってるのはいいんだけど、ずっとこんな調子。


あの合コンの時に、たったコップ半分のアルコールで寝ちゃったから、かなり心配してるんだと思う。


心配してくれているのは、嬉しいんだけど……



「あっ、ここだ!」



同窓会が行われるお店の看板が見えた。



「帰り、電話しろよ?」


「うんっ!」



そう言って車から降りた。


と同時に、助手席側の窓が開いて



「柑那」


「ん?」

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