あなただけを愛したい【完】

Chapter7 /元カノ

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「咲季、おはよう」


「おはよう。晴れて良かったよね」


「うん」



今日は短大の入学式。


あれから高校が春休みに入って、航は部活が忙しくなったから、あまり会っていない。


電話やメールは欠かさずしてるけどね。


その代わり、祥子や咲季とよく遊んだ。



短大に着いて、正門に掲げられている“入学式”の看板の前で、二人並んで写真を撮った。



「咲季ぃーー!」



えっ!?


後ろから大音量で、咲季を呼ぶ声が聞こえてきた。



「あ、有希(ユキ)」


「知り合い?」


「うん、高校が一緒だったの」



その友達が走ってやってきた。


第一印象は、とっても活発そうでハキハキした子。


そして、見た目は凄く綺麗。

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