あなただけを愛したい【完】

Chapter2 /合コン





「えーーーっ!イヤだよっ!ぜっったいにイヤッ!」


「お願いってば!柑那しかいないのよ」


「ムリだって!」


「大丈夫だって。真紀(マキ)もいるから」


「真紀ちゃん?」


「うん」



真紀ちゃんのことは、お姉ちゃんみたいで凄く好きだけど……



「でも、……イヤだよ」


「一生のお願い!」


「……お姉ちゃんの一生のお願いは何回あるの?」


「うーん、50回くらい?」



だよね。


いつも“一生のお願い”とか言われるもん。



「じゃあ、わかった!」



お姉ちゃんは手をパンッと叩いて立ち上がった。


そのままあたしの部屋を出ていったかと思えば、すぐに戻ってきた。


手に何かを持って……

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