あなただけを愛したい【完】
Chapter3 /結婚
*
「返却お願いします」
「あ、はい」
今日は図書当番の日。
一緒にやるはずの三上さんがまだ来てない。
まあ、そんなに忙しくないし、一人の方が楽だったりするんだけど。
だって三上さんが来たら、先生の話が出るに決まってるし……
今は先生の話を聞きたくない。
「ごめん!遅くなって!」
そう言って図書室に入ってきたのは……
三上さんじゃなくて、田中くん。
また?
三上さんもイヤだなぁって思ってたけれど、田中くんはもっとイヤかも。
「もう終わるから、あたし一人で大丈夫だよ」
「相変わらず冷てぇなぁ」
田中くんはそう言うけれど、余計な話ばかりするから、無意識にこういう態度になっちゃうんだ。
そのまま田中くんはあたしの隣に座った。
あらすじ
身代わりでもいいの…傍にいられるなら…先生のこと、ずっとずっと見てたんだから…
イケメン教師×美少女高校生の純愛
愛/ピュア/切ない/涙/嘘
この作品のレビュー
総合ランキング220位獲得!(2017年10月)
辛いことがあったら
空を見上げよう
嫌なことは
すべて雲が流してくれる
きっと
気持ちが晴れるから
るかのBOOKへ、お立ち寄りいただきありがとうございます。
ひとつでもお気に入りのお話が見つかりますように(人´∀`)。:.*♡
プロフ画はお友達の清瀬美月さんに描いていただきました♡
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