あなただけを愛したい【完】

Chapter3 /遭遇

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クリスマスイブの三日後、また先生とデートをした。


お姉ちゃんとやっちゃんを見ていたら、あたしもあんな恋をしたいって、そう思った。


だから……


今回こそ最後にしなきゃと……


心に決めて――…






「行きたいとこある?」


「どこでもいいです」



午前は部活だという先生に、昼過ぎに近くまで迎えに来てもらった。


結局、水族館へ行くことになった。


館内を手を繋いで歩く。


凄く綺麗だったんだけど……


今日で終わりだと思うと、全然楽しめなくて……


先生は一生懸命話してくれるけれど、頭の中には入っていかない。



離れたくない……


傍にいたい……


“亜衣”でもいい……



そんな思いばかりが、頭の中を駆け巡る。

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