あなただけを愛したい【完】

Chapter1 /好きな人

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「おはようございます」


「おはよう」



今日も正門前で会った水島先生にあいさつをする。


いつも同じ時間に出勤してくる先生と、挨拶をしたいがために、あたしもいつも同じ時間に登校する。


今日も挨拶ができたから、きっと素敵な一日になる。


先生を追い越して校舎に入った。



「柑那、おはよ」


「おはよう」



靴を履き替えながら祥子にあいさつをする。



「数学の宿題やってきた?」


「一応ね。でも、凄く難しくなかった?」


「うんうん、かなり難しかったよね」



祥子もあたしも数学は苦手。


だから数学の宿題が出ると、いつも二人で溜め息ばかりついてる。


水島先生に教えてもらっていれば、もっと頑張るのにな。

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