あなただけを愛したい【完】

Chapter4 /真実(航side)


三年間想い続けた君が、突然俺の前にあらわれた。




夜の街……


俺は悪友らと飲みに来ていた。


酔い冷ましに外へ出た時……


泣きながら、男の腕を振り払おうとしている君を見つけた。


嫌がっている君を見て、これはチャンスだと男から助けた。


でも……


かなり飲んでいたのか、君はそのまま眠ってしまった。


無理矢理起こして、家を聞くこともできた。


でもあえてそれはしなかった。



タクシーに乗せて、俺の膝枕でスヤスヤと眠る君の髪を、そーっと撫でながら、寝顔を見つめる。


これは“運命”だ。


こんな偶然はなかなかない。



アパートへ着くと、迷わず君をベッドに寝かせた。

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