twilight house 3【完】

3章 /見てるよちゃんと








食べ物を大量に買って私たちのパラソルの所へと帰れば、奴らは―――なんと!



・・・・・・逆ナンされていた。






セクシーで綺麗なお姉様たちがキャッキャキャッキャしながら、アイツらを囲んでる。



おいおいおい!人が買い出し行ってる間に何楽しんじゃってんの?何モテちゃってんの?


これだからイケメンは腹立つんだ!立ってるだけで自然と女の人が寄ってくるんだから!くそ!羨ましい!!







近衛なんて楽しそうに談笑しちゃって。




・・・・・・・・・自分で言うのも何だけど、アンタ私のこと好きなんだよね?

女好きは治らないってどういうこった。いや、別にいいけど。






結局数分後、郁人が追い払ったのを確認してから奴らの元へと歩いた。

なんて無駄な時間。







「あ、おかえりー」





アズが浮き輪を腕に挟みながら駆け寄ってくる。


アンタそれさっきからずっと持ってるけど、いつ使うんだ。邪魔じゃね?







「オラ、ありがたく食えや」







仁が袋を投げる。

もうちょっと丁寧に扱いなさいよ。






私は「焼きそばだ!!」盛り上がるアズから離れて、パラソルの下で体育座りをしている極くんに近寄る。






「極くん、お昼買ってきたよ」


「あ、ありがとうございます」







幸くんとはまた違う、青白い膝から顔を上げる。



栄養失調にならないだろうか。そんなことを心配に思いながら、極くんの隣に「よいしょ」座る。










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