Low Tension Girl 番外編【完】

第一話 /ばかち。


なぜ、こんなことに。


私は今、高級そうな白を基調とした椅子に座らされている。


丸いテーブルを挟んだ向かいには、女の人が座っている。


それは、少し前に遡る。


―――――――

―――――

―――・・・


ケイト君に案内をしてもらっていると

カツカツとヒールを鳴らして女の人が現れた。


「あ・・。」


私は思わず、声を漏らした。


歩いてきた女の人、それは、マグカップを買ったときに会った人だったから。


「姉さん。昼間にいるとは珍しい。」


え。


・・・そういえば、よく似てる。


「うるさいわね。
あれ?あんた、この前の・・・
ちょっと来なさいっ!!」


私の顔を見るなり、眉間に皺を寄せ、腕を引っ張った。


こうして、今は女の人の部屋。

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