Low Tension Girl 番外編【完】

第一話 /まさかのペアマグカップ



「明、どんなのがいい?」


「んー。」


ケイト君が来て数日、何もなく穏やかに過ぎていった。


今日は、隆智と食器を買いにきた。


隆智は自炊しないから、マンションに食器がほとんどない。


私が来たときに料理をすると、盛り付けられなくて困るから、買いに来たのだった。


「最低限、お皿は大、中がほしいかな。」


「そんなもんなのか?全然わかんねー。明に任せる。」


見飽きたのか、隆智は食器売り場のマグカップのコーナーで時間を潰すようだ。


その間に、料理を思い浮かべながら食器を選んだ。


一通り選んで隆智のところへ行くと、難しい顔をして、マグカップを見ていた。


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