契約恋愛【完】のレビュー

失うことへの不安と、抑えきれない恋情

投稿者: 遠野ましろ 2010-12-12 10:36

沢山の作品群と、対する称賛レビューが証明する通り、落ち着いた筆運び。
心理描写が上手い。

で。他の読者にお聞きしたいのは、

“いつ時点で英治に惚れました?”

私ですか。P.61で頭蓋にズガァアンと来た!
P.75で一発K.O. 何この緩急の付け具合!?
こんなの堕ちるって絶対白旗!
煙草の薫りウホーイ。

そんな訳で、以降は完全英治目当てでラヴストーリーとして拝読。
ドキドキし過ぎて心臓破れるかと思った。
だってしかもキレ者ってアンタ……
(意味分からぬ方は『夜更けの出会い』の章を再読せよ)

たった一人を愛し、同士に心許し、新たな恋に惑う。
これ、共感させるように書くの相当ムズいっすよ。
まむさんの手腕に脱帽。
P.112の話挿すタイミングとか秀逸。
尚、元PGとしては冒頭の仕事描写に以上を期待してやや肩透かし。
(不純な読者の戯言)

で。沢山の作品群から本作にレビュー書いた理由→ゼロだったんで。

こんな駄レビューだけど、いい作品にめぐり逢えることを願って。

「余計なお世話だよな。はは」