桜空~チェリースカイ~ 上

作者かめたん。

何も知らなかった。ただただ守られているだけのお姫様だったなんて。強くなりたかった。守りたかった。知りたくなかった。過去が明かされた時、運命は残酷だった








桜空~チェリースカイ』




その名を知らない人はいないだろう。




たった8人で、



圧倒的な力を見せつけ我が道を行く。




彼らは伝説となり、



今もなお受け継がれている物語。



でも、彼らの活躍は一度だけ。



その後彼らを見たものはいない──────。





~桜瀧~

桜が舞うように美しく儚く…。

淡く強い姿



彼女は何も知らなかった。



過去も未来もそして自分ヲ──────。








が繋がってない…。」



過去が明かされた時、



伝説の族が動き出す─────。




大切なものを

大切なひとを



守り抜くために。




そして、


愛する者のため。








青空にピンクの花が舞った時、



彼らは何を手にするんだろうか。