正義のヒーローは顔面偏差値で選ばれるものなのか

作者飴太郎

顔面偏差値で選ばれた正義のヒーローに加入した莉子のこれまた美形の悪の軍団と闘いながら恋し恋される非現実的物語



美人だとか才能があるとかまったく

そんなことのない平凡な容姿の女子高生

黄坂 莉子 きさか りこ


ある日突然、怪しい男に声をかけられた。



「キミ、アルバイトしてみる気ない?」


お金に釣られて連れてこられたところは芸能事務所と見間違うほどの美形たち。



減ったから動けねえ」


「悪いけどブスは話しかけないでくれる」


「時給分働いたので帰りますね」




どう見ても顔面偏差値で選ばれたとしか思えない正義のヒーロー軍団に加入した莉子の、

個性豊か(問題児)な仲間とこれまた顔面偏差値で選ばれたとしか思えない美形(けれとど人格に問題アリな)敵軍団との非現実的な日常。