エンゼルランプ 【完】

episode.2 /本当の彼 sideレイ






その後も暫くずっと熱が引かないまま、


奔放なルカさんに振り回されながらの食事は長いようであっという間にすぎた。



「…あれ?お会計は…?」



正直、私のお金じゃ足りるわけないってことは分かっていたけどせめて、なけなしのお金だけでもって思っていたのに。



ルカさんはさらっとお店を出て行くから、つい私もつられて出てきてしまった。



「ん?レイちゃんは気にしなくていいよ」


ルカさんはそう言って優しく微笑んでくれた。


いつの間に払ってくれたんだろう…


スマートに気を利かせてくれたルカさんになんとなく、しつこく切り出すことはできなくてとりあえず先ずはお礼を言った。



「…ご馳走様です。いろいろと気を遣わせてしまってすみません…」



なんか沢山良くしてもらって悪いな…と申し訳なくなっていると、ルカさんはそんな私に気づいてくれて綺麗に微笑んでくれた。



「じゃあ、お礼にまたレイちゃんの時間ちょーだい?」



「…!えっと……は、」


「ルカ!」




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