エンゼルランプ 【完】

episode.2 /クルクマのような女の子 sideレイ






ルカさんとの食事から数日、あれから私の日常が少し変化した。



ルカさんに散々翻弄され、心臓が壊れそうになりながらも自宅の近くまで送ってもらって。



その帰り際、連絡先を交換しようと言われて私の真っ白に近い連絡帳に「栗原ルカ」が追加された。


それからはほぼ毎日、ルカさんから電話がくる。


今まで殆ど使っていなかった携帯の着信音に、最初は吃驚して携帯を握り締めたまま暫く固まってしまった。




「……えっと、笠原です」


《うん、知ってる。レイちゃんに掛けたんだよ?》






そう言ってルカさんはクスクスと笑って、いつもより低く聴こえる声で優しく柔らかく私の鼓膜を揺らした。



ほぼ毎日、仕事が終わる頃にタイミングが分かってるかのように着信が鳴る。

どうしてだろうと不思議に思いながらも、毎回緊張しながらそっと電話に出ていた。


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