幸せも涙も後悔も

作者葉月

幸せも涙も後悔も、私が精一杯に生きてきた証。
あんなに一途にただ一人を愛せたあの頃の気持ちを
私は一生、忘れることはないでしょう。


これから綴っていく物語は、すべて自身の体験談です。


どんな記憶も、時の経過とともにぼやけていってしまう。


しかしこの先どんな人生を歩むことになっても、

ありふれた出会いがもたらしたこの経験のすべてを

決して忘れたくはないですし、

忘れてはいけないと思うのです。


いつかまた何かに迷うことがあったとしたら、

この物語を読み返すでしょう。


そして何度も何度も胸に刻むのです。





幸せも涙も後悔も、私が精一杯に生きてきた証





思うようにはならなくても、

それでも人生はこんなに素晴らしい。



あなたにとって、




譲れないものは何ですか?

忘れられない想いは何ですか?

愛したい人は誰ですか………?




私はもう目を背けない。