君しか見えない①【完】

#10 /<side by 部下>

「ああっ」


双眼鏡を覗き、悶絶する会長。


「…鼻血、出てますけど」


慌ててティッシュを鼻に詰め込んだのを見て、


「両方からですよ」


ズボっともう片方に、ティッシュを突っ込む。


「休まなくて、平気なんですか?」


両方の鼻の穴にティッシュを入れ、額には冷えピタ。


あのファミレスでの事件以来、熱を出して帰り道にぶっ倒れた。


「あの微笑み見たら、元気出た」

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