君しか見えない①【完】

#10 /<side by ミナト>

「こっち」


レンが捲し立てた女の子を連れて出ようとすると、


「私も」


ジュノちゃんも立ち上がった。


案内を考えていたレンは扉を開け、キヨシにトイレへ連れて行くよう託した。


ソファーに座り直し、


「半端ないね」


レンは苦笑する。


「女子高でアイドルなんて。…まぁ、わかるけど」


綺麗で、可愛くて、人目を引いて離さない。


「でも総長、あれはやり過ぎだよ」


レンもそうだったけど、俺もいい気持ちしなかった。

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