若頭は熟女がお好き。Ⅰ

6章 /求める



門まで走ったらあの人達が来てたお陰なのか?門は手動になっていてすぐに開いた


私は走った…兎に角走った

ピアスを投げ捨て走った


お金も持ってなくて何も持ってないけど走った




駅に着いたら、駅員さんにトイレを貸してほしいと嘘を吐いて改札に入り、ホームに入ってきた電車に飛び乗った


何処に向かってるのかわかんない


でも兎に角、皇雅の屋敷から離れた


何も考えられなかった

ただ、結婚するなら私はいらないだろ?って
そんな事ばかり考えていた



やっぱり……私はいらないんだ……




電車の中の路線図で大きい駅を探した


電車を降りて、駅員さんに切符が入った鞄を落としたと嘘を吐いて改札を出してもらった


優しい駅員さんを騙した事にとても申し訳なかった


駅前で聞いたネカフェを目指して少し歩く


ネカフェに入り、私はまたルームに入る

0
  • しおりをはさむ
  • 75
  • 1043
/ 311ページ
このページを編集する