若頭は仔猫がお好き。【完】

愛の行方 /SIDE 蘇芳

緋彩と直接話をするのは初めてだった


弱そうに見えるこの女はそうではなかった




緋彩に会う少し前、紫苑を見つけ助け出した


紫苑は大量に薬を打たれ、かなりヤバイ状態だった


ボロボロに殴られ蹴られそんな怪我で薬を抜くのはかなり大変なことだ




余程の体力、気力、精神力がないと無理だろう




俺は話のできなくなった状態の紫苑に、同意を求めることはできないと判断し、独断で決めた




「紫苑は死んだ」と緋彩に伝えることを…

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