若頭は仔猫がお好き。【完】


食堂は玄関から離れた場所にあった為私が部屋から出て玄関に行った事は誰にも気づかれない


門は見た目よりも軽くすぐに開いた


さっきはライトアップされていた桜並木は真っ暗になっていて片目で歩くにはかなり苦労した


門扉を少し開けそして閉じる


駅への道をゆっくり歩いた


少し捻った足が少しづつ痛くなり休みながら歩いた




「緋彩」



低く甘く囁く声が聞こえ振り返るとそこに主がいて私は優しく抱きしめられシトラスの香りに包まれた

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