若頭は仔猫がお好き。【完】

黒い闇 /SIDE しおん



緋彩に何か複雑な過去があるのはわかっていた


極道ってのはいろんな奴と関わる


それこそ澄んだ奴に会うのは珍しいくらい
何か闇を持つ奴、歪んだ奴、恨みを持つ奴
そして死に急ぐ奴……色々見てきた


緋彩もそんな奴の1人だ



病院で見た背中にある過去の傷跡

それだけではないと大が言った




俺はこの天使を守りたいと思った

お前に深い傷があるならそれを俺はそっと撫ぜて癒してやる

お前の心が穏やかになるように俺がそばにいてやる




緋彩……俺はお前に惚れてしまったようだ

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