若頭は仔猫がお好き。【完】

始まりの日 /SIDE ひいろ(1)

朝目覚めたらまたあの和室にいた


シトラスの香りはしたけど、紫苑の姿はなかった


私はお布団を畳むと和室から少し顔を出した


和室の前は庭になっていて縁側のように廊下が続いている



「起きたのか?」


声のする方を見るとそこには箒を持った洋太がいた



「…はい」

「若は食堂にいる。」

「…ありがとう」

0
  • しおりをはさむ
  • 114
  • 1038
/ 321ページ
このページを編集する